乳児の膿瘍(ほう)治療ガイド
膿瘍(ほう)の症状
膿瘍は最初は皮膚に小さなしこりとして現れ、内部に膿がたまります。しこりは自然に破裂して膿が出ることがあります。主に顔、首、腋下、鼠径部、臀部などの毛包に感染します。
膿瘍の対処法
1. 1日2回、患部を石鹸でやさしく洗浄し、抗菌薬を塗布します。
2. 温湿布を当てると膿が流れ出しやすくなります。温かいタオルを約20分間、1日3〜4回当てましょう。
治癒までの経過
通常、膿瘍は約2週間で自然に治りますが、サイズが大きい場合は瘢痕が残ることがあります。絞ったり切開したりすると感染が拡大する恐れがあります。
医師の診療が必要な場合
子どもの膿瘍は必ず医師の診察を受けるべきです。特に痛みが強い、2週間以上治らない、動きが制限される、周囲の皮膚が変色するなどの症状がある場合は早急に受診してください。
合併症のリスク
膿瘍が放置されると、皮膚や深部組織への感染拡大、蜂窩織炎、リンパ節炎などの合併症を起こすことがあります。
日常の予防と衛生管理
治療後は必ず手を抗菌石鹸で十分に洗い、患部に触れた衣類・寝具・タオルは熱湯で洗濯してください。家族全員が清潔を保つことで再感染を防げます。
