授乳中の母親はアスピリンを飲んでも大丈夫?
米国小児科学会(AAP)は、授乳中の母親が薬を服用する際は、代替薬がある場合は最も安全なものを選ぶことを推奨しています。たとえば、アスピリンよりもアセトアミノフェン(タイレノール)が安全な選択肢とされています。
アスピリンの概要
- アスピリンは鎮痛・解熱薬であり、血小板凝集抑制作用(血液を薄める)もあります。薬剤安全情報によると、低濃度で母乳に移行します。
歴史的背景
- アスピリンに類似した塩化サリチル酸は、1935年に初めてヒトの母乳中で検出されました。
投与後の母乳中濃度の推移
- 単回投与でも繰り返し投与でも、母乳中のアスピリン濃度は投与後約9時間でピークに達します。
乳児への潜在的影響
- 母乳中のアスピリンは乳児の血小板機能に影響し、出血傾向、発疹、出血などを引き起こす可能性があります。
専門家の見解
- AAPはアスピリンを「授乳中の乳児に有意な影響を与える可能性がある薬剤」と位置付け、慎重に使用すべきとしています。
