赤ちゃんの風邪に効く家庭療法

赤ちゃんが風邪をひくと、呼吸や睡眠、食事がしにくくなります。市販の風邪薬は赤ちゃんには使用できませんが、家庭でできる対処法で症状を和らげることが可能です。以下の方法を参考に、赤ちゃんを快適に保ちましょう。

食塩水の点鼻と吸引

鼻づまりは呼吸や睡眠、授乳を妨げます。薬局で販売されている食塩水点鼻薬を使用するか、家庭で作る場合は、温かい水1カップに小さじ1/2(約2.5ml)の食塩を溶かします。1滴ずつ両鼻に垂らし、柔らかいシリンジや吸引器で鼻汁を吸い取ります。1回に1滴ずつ行い、窒息しないように注意してください。

加湿器の使用

部屋の空気が乾燥していると鼻や喉の粘膜が乾き、鼻づまりが悪化します。寝るときや昼寝の際に加湿器を入れ、適度な湿度(40〜60%)を保ちましょう。加湿器は定期的に洗浄し、フィルターを交換して清潔に保つことが大切です。

十分な水分補給

発熱や呼吸器症状で体内の水分が失われやすく、粘液が粘り強くなります。脱水や肺炎予防のため、こまめに母乳、ミルク、薄めた果汁などを与えてください。どの飲み物が適切かは小児科医に相談すると安心です。

温かい飲み物で咳を和らげる

温かい飲み物は気道をリラックスさせ、喉の乾燥や刺激を和らげます。温度が高すぎないように注意し、適温(約37℃)のリンゴジュースや母乳・ミルクを少量ずつ与えてください。

目の清潔保持

目やにが出る場合は、清潔な綿球を温水で濡らし、内側から外側へ優しく拭き取ります。左右の目で同じ綿球を使わないようにし、感染拡大を防ぎましょう。必要に応じて頻繁に行ってください。

小児科受診の目安

生後3か月未満で症状がある場合や、以下の症状が見られたらすぐに小児科医に連絡してください。

  • 高熱(38℃以上)または長時間続く熱
  • 呼吸が速くなった、または呼吸が苦しそう
  • 激しい咳で睡眠が妨げられる
  • 全身がだるく、食欲が著しく低下している

不安なときは、遠慮せずに医師に相談しましょう。

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