新生児に推奨される予防接種スケジュール
新生児に必要な予防接種
子どもは母親から受け継いだ抗体で生後数週間は守られますが、出生時に唯一推奨されるワクチンはB型肝炎です。B型肝炎は軽症から慢性肝疾患まで幅広い症状を引き起こす可能性があります。
出生後2か月頃に以下のワクチンを接種します。
- ロタウイルスワクチン
- DTaP(ジフテリア・破傷風・百日咳)
- Hb型インフルエンザ菌(Hib)
- 肺炎球菌結合型ワクチン(PCV13)
- 不活化ポリオワクチン(IPV)
同時にB型肝炎のブースター接種も行います。4か月になると、上記と同じワクチンを再度接種します。
稀に重篤な副反応が起きた場合は、医師と相談の上で代替接種やスケジュールの調整を行います。組み合わせワクチン(例:DTaP‑IPV‑Hib)は注射回数を減らすために用いられ、効果に差はありません。
予防できる主な疾患
- ロタウイルス:嘔吐や下痢の主な原因
- ジフテリア:喉の腫れで呼吸困難や心不全を引き起こす可能性
- 破傷風:顎が硬直し、致死率は約10%
- 百日咳:乳児に重篤な呼吸器感染症
- Hb型インフルエンザ菌:髄膜炎、肺炎、喉頭蓋炎など
- 肺炎球菌:髄膜炎や肺炎の原因
- ポリオ:麻痺や死亡につながる重篤な感染症
これらの予防接種は、子どもの健康を守り、重篤な感染症のリスクを大幅に減少させます。
