母親から新生児へHPVは感染しますか?
感染の可能性があるメカニズム
自然分娩の際、赤ん坊の口・眼・外陰部が母体の膣粘膜に触れることで、淋菌、性器ヘルペス、カンジダなどの感染が母子間で伝わることがあります。HPVも同様の経路でごく稀に伝わります。
母子感染の確率
HPVは他の膣感染症に比べて非常に感染しにくく、出生時に感染が起こるのは約4/10,000件程度です。
感染した場合の合併症
感染した新生児はほとんど無症状で、数か月以内に自然にウイルスが消失します。稀に喉にイボができることがあり、その際はレーザー手術が必要になることがあります。
予防策
HPVの母子感染を防ぐために帝王切開を選択することは、医師の多くが推奨しません。感染リスクは極めて低く、手術によるリスクの方が上回ります。
その他の考慮点
母親が重度の性器イボを抱えている場合、膣分娩時の外傷や出産困難を防ぐために帝王切開や他の介入が検討されることがあります。
