新生児ケア(NRP)の初期ステップとは?
新生児ケア(NRP)の初期ステップ
以下は分娩室で新生児に対して直ちに行うべき基本的な管理手順です。
1. 乾燥させる – 出産直後に乾いたタオルで体全体を拭き、羊水や血液を取り除きます。
2. 呼吸を刺激する – 呼吸がない、または弱い場合は足裏を優しくこすり、呼吸を促します。
3. 体位を整える – 頭をやや下げた姿勢(15〜30度)にし、気道の分泌物除去と誤嚥防止を図ります。
4. 保温する – 放射暖房装置を使用するか、ブランケットで包み、体温の低下を防ぎます。
5. 酸素投与 – 必要に応じて酸素を供給し、適切な酸素飽和度を維持します。
6. 吸引 – 口・鼻の分泌物がある場合は、やさしく吸引して気道を確保します。
7. 臍帯を切る – 胎児の腹部から約2〜3cm離れた位置でクランプし、切断します。
8. 識別タグの装着 – 手首または足首に識別バンドを付け、胎盤と臍帯にもラベルを付けます。
9. 評価(Apgarスコア) – 心拍数、呼吸状態、皮膚色、活動性を簡易評価し、Apgarスコアを記録します。
10. バイタルサインの継続観察 – 心拍数、呼吸数、酸素飽和度を常にモニタリングします。
11. 乾燥と保温の維持 – 体温と乾燥状態を引き続き管理します。
12. 医師への連絡 – 何らかの問題や合併症が認められた場合は、すぐに担当医または新生児科医に報告します。
