子どもの頭皮のフケやかさぶたの原因と対策
頭皮のフケやかさぶたの原因
子どもの頭皮にフケやかさぶたができる原因はさまざまです。症状が続く場合は、感染や皮膚疾患の可能性があるため、必ず小児科や皮膚科の医師に診てもらいましょう。
1. 乳児のかさぶた(頭皮脂漏性皮膚炎)
新生児や乳幼児に見られる厚いかさぶたは、乳児性脂漏性皮膚炎(いわゆる「乳児のかさぶた」)と呼ばれます。出生前に母体から受け継がれるホルモンの影響や、皮脂に繁殖する酵母が原因とされています。かさぶたはフケのように見え、かくと簡単に剥がれ落ちます。
2. 頭部白癬(リングワーム)
子どもの頭皮にできるリングワームは、かさぶた状の斑点として現れ、かゆみを伴うことがあります。影響部位では毛が抜け落ちることも。主に学齢期の子どもに多く、皮膚糸状菌が感染源です。感染は感染者や感染動物、汚染された物品との接触で広がります。重症例では膿が出る腫れ(ケリオン)を伴うことがあります。
3. 頭皮乾癬
頭皮乾癬は、軽いフケから厚いかさぶたまでさまざまな形で現れます。額や首、耳の周りにまで広がることがあります。乳児のかさぶたが黄色っぽいのに対し、乾癬は粉状の白いフケが特徴です。頭皮だけでなく、肘や膝、手など他の部位にも症状が出ることがあります。
4. 疥癬(かいせん)
疥癬はヒトの皮膚に寄生するダニ(Sarcoptes scabiei)によって起こります。子どもは保育園や幼稚園などで皮膚と皮膚の接触を通じて感染しやすく、特に3歳以下で頭皮にかさぶたやかゆみが現れ、夜間に悪化します。
早期の診断と適切な治療が重要です。
