幼児の発達遅延チェックリスト
子どもの発達遅延を見つけるのは簡単ではありません。子どもはそれぞれ個性があり、発達のスピードも異なります。ある分野が早く進んでも、別の分野が遅れることがあります。幼稚園児の発達指標を確認する際、いくつかの項目が遅れているだけで遅延と決めつけないでください。心配な点があれば、かかりつけの小児科医に相談しましょう。
1歳
- 動物の鳴き声を真似したり、簡単な指示(「座って」「トラックを取って」など)に応えることができる。
- 「ママ」「パパ」「あらら」などの単語や感嘆詞を数語発する。
- 赤ちゃん言葉は続きますが、声の抑揚を真似し、言葉をコピーしようとする。
- 支えがあれば歩け、15か月頃までに数歩自立歩行が可能。
- ブロックを容器に入れたり取り出したり、玩具同士を叩く、ピンセット把握で小さな物をつまめるなど、細かな運動技能が芽生える。
2歳
- 2語の簡単なフレーズを使い、語彙は数百語に達する。
- 欲しいものを指差しながら「車?」と質問し、情報を引き出す。
- ハミングや歌を口ずさみ、想像遊び(プラスチックのフォークでごっちゃごっちゃ食べるなど)を楽しむ。
- 大きなボールを蹴ったり、投げたり、転がしたりできる。
- 引き出しを開けられる、スプーンで自分で食べられる、3〜4個のブロックで塔を作れる。
3歳
- 少なくとも1色(多くは赤)を名前で言える。
- 短い質問や複数形を使い、3〜5語の文で話し、感情(「私は…」)を表現できる。
- 仲間と遊び、少人数のグループで交流を求める。
- 危険を認識し回避でき、「あとで」などの時間概念を理解し、3分程度の注意持続が可能。
- 階段を上り下りでき、三輪車をこげる。トイレは大人の手助けで使用でき、手を洗う、クレヨンで落書き、ドアを開けることができる。
4歳
- 文法がより複雑になり、動詞の過去形などで間違えることもあるが、基本的な会話ができる。
- 「なぜ?」や「どうやって?」と質問し、冠詞(「a」「the」)を使う。
- 3段階の指示に従い、赤・黄・青を認識し、5まで数えられる。
- トイレを自立して使用でき、跳ねるボールをキャッチできる。
- 腕全体を使って絵を描き、文字や形を写す。名前の頭文字を書ける。
- 片足でホップでき、ボタンやジッパーを外す、簡単な服を自分で着替えられる。
上記の項目はあくまで目安です。子どもの発達は個人差が大きいため、心配な点があれば早めに専門家に相談してください。
