小児糖尿病とは?症状・診断・治療のポイント

1型糖尿病(若年性糖尿病)

1型糖尿病は、体内でインスリンが全く産生されない状態です。インスリンは血糖をエネルギーに変換する重要なホルモンです。主に20歳未満の子どもや青年に発症し、米国糖尿病協会によれば糖尿病患者の5〜10%がこのタイプです。

2型糖尿病(成人発症型)

2型糖尿病は最も一般的な糖尿病で、インスリンの分泌が不十分か、インスリンに対する細胞の感受性が低下します。遺伝、肥満、アフリカ系アメリカ人、アジア系、先住民、ラテン系などの人種的背景がリスク要因です。近年、児童肥満の増加に伴い、小児でも2型糖尿病が増加しています。

症状と診断

初期は自覚症状が少なく、見過ごされがちです。代表的な症状は、喉の渇き、急激な体重減少、頻尿、尿路感染、傷の治りが遅いこと、そして血糖値の上昇です。空腹感、倦怠感、視力低下も共通の症状です。診断は空腹時血糖、経口ブドウ糖負荷試験、またはランダム血糖測定で行います。

合併症

血糖がコントロールされないと、心筋梗塞や脳卒中、緑内障・白内障などの眼疾患、皮膚感染、神経障害、腎臓病などのリスクが高まります。定期的な検査と血糖管理が合併症予防の鍵です。

治療法

糖尿病は完治しませんが、血糖コントロールと生活習慣の改善で症状を管理できます。1型はインスリン注射が必須で、血糖は日々モニターします。2型は体重管理や食事療法が基本で、必要に応じて経口血糖降下薬やインスリンを使用します。適切な治療と自己管理により、生活の質を保ちながら病状をコントロールできます。

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