食品添加物と子どもの多動性(ADHD)
米国食品医薬品局(FDA)は食品添加物を「食品に加えられるすべての物質」と定義しています。1970年代以降、合成保存料や着色料が子どもの多動性(ADHD)と関連するとする説が出てきましたが、確固たる証拠は得られていません。
主な種類
メイヨークリニックが多動性と関連が指摘されている添加物として挙げているものは、以下です。
- ベンゾ酸ナトリウム
- FD&C イエロー No.6(D&C イエロー No.10)
- FD&C イエロー No.5
- FD&C レッド No.40
特にイエロー系の着色料はキャンディや炭酸飲料に頻繁に使用されるため、注目されています。
使用目的
欧州食品情報評議会(EUFIC)によると、添加物は主に食品の保存性を高め、腐敗や有害微生物の増殖を防ぐために使用されます。
多動性との関係
FDA と EUFIC は、1970年代に提唱された「添加物が多動性を引き起こす」仮説について、現在までに決定的な因果関係は示されていないとしています。
ADHD と添加物アレルギー
FDA の情報によれば、ADHD の子どもで特定の添加物にアレルギーがある場合、食事からその添加物を除去すると症状が改善するケースが報告されています。
添加物アレルギーの症状
EUFIC は、添加物へのアレルギーが皮膚炎、鼻づまり、じんましんなどの症状を引き起こすことがあると指摘しています。
