子どもの回虫感染の兆候と対策
米国南部や発展途上国で約4百万人、全人口の約4割が回虫感染(トキソカリ症)に罹患していると推定されています。
回虫感染とは
回虫は主に犬の腸に寄生し、糞便を通じて環境中に排出されます。汚染された土壌や物を誤って口に入ることで、人は感染します。
症状と兆候
多くの子どもは無症状です。症状が現れる場合は、以下の二つに大別されます。
幼虫の移動
摂取後4〜16日で発症し、発熱、咳、喘鳴などの呼吸器症状が見られます。
機械的影響
成虫が腸内で活動することで、腹部不快感、小腸閉塞(特に子どもに多い)、虫垂炎、膵炎などが起こります。
死亡例
死亡は極めて稀ですが、成虫による腸閉塞が重篤化すると致命的になることがあります。回虫感染が疑われる場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
