細かい運動能力を高める方法
はじめに
細かい運動能力は、指や手、手首の小さな筋肉を目と協調させて使う能力です。書く、タイピングする、食事用具を使う、ボタンを留める、ジッパーを上げ下げする、ベルトを締めるといった日常のあらゆる作業に一生使い続けます。細かい運動能力の発達は乳幼児期に始まり、子どもの練習と、保護者の根気と理解が必要です。
市販の発達玩具は有効ですが、高価なものを揃える必要はありません。家庭にある身近な道具や日常の活動でも、十分に小さな筋肉を鍛えることができます。
必要なもの
- 小さなプラスチックバケツまたは段ボール箱
- カラフルな小さなおもちゃ(ブロックなど)
- フェルト
- 厚紙
- 太めのクレヨンまたは洗えるマーカー
- 大きめの浅いトレー
- コーンミール(粒状の食材)
- 積み木
- 大きめの年齢に合ったパズル
- 無毒のモデリングクレイ
- 子ども用安全はさみ
- 黒板またはイーゼル
幼児(0〜3歳)向けの活動
小さなプラスチックバケツや段ボール箱にカラフルなブロックや小さなおもちゃを入れ、子どもに箱を空にさせ、再びおもちゃを戻す練習をさせます。
大きなぬいぐるみや人形の着脱をさせます。大きなポンチョやマントを作り、ボタンやベルクロで留めると、手先の動きが鍛えられます。
厚紙をテーブルにテープで貼り、太めのクレヨンや洗えるマーカーで自由に描かせます。もしクレヨンが扱いにくい場合は、浅いトレーにコーンミールを撒き、指で描かせても楽しい感触が得られます。
積み木や大きなパズルのピースを使って、積み上げたりはめ合わせたりする遊びを促します。
無毒のモデリングクレイを提供し、丸や棒、好きな形にこねる体験をさせます。
屋外では砂や泥でお城や泥パイを作らせ、指先の感覚と力を鍛えます。
就学前児(3〜5歳)向けの活動
紙に大きな形を描き、子ども用安全はさみで切り取らせます。必ず大人が見守りましょう。
靴ひもを結ぶ練習や、大きなボタン・ジッパーの操作をさせ、日常の自立につながります。
黒板やイーゼル、紙貼り壁に円や横線・縦線・斜め線を、まず右手、次に左手で描かせます。書く姿勢と親指の使い方が強化されます。
