子どもの痔(痔核)の治療法

肛門ケア

  • おむつやトイレットペーパーの代わりにベビー用ウェットティッシュを使用し、過度な摩擦を避けます。洗浄後は石鹸を使わず、タオルで軽く押さえて乾かします。便意を感じたらすぐにトイレに行くよう促し、便秘を防ぎます。また、トイレに座る時間は5分以内にし、過度な力みを防止します。

家庭療法

  • 市販の痔用クリームは子どもには適さないため、以下の家庭療法で症状緩和を図ります。

    • 年齢・体重に合わせた小児用イブプロフェンで痛みと炎症を抑える(医師・薬剤師に相談)。
    • 座浴(シッツバス)を1日数回、20〜30分実施。トイレシート用シッツバスや、浴槽に約10cmの温水を張って行う。オートミールパウダーを加えるとさらに効果的。
    • 痒みが強い場合は、コーンスターチを患部にまぶす。
    • 氷をタオルで包み、5分程度当てて痛みを和らげる。
    • ワセリンを直腸に少量塗布し、排便時の摩擦と刺激を軽減する。
    • 適度な運動で血行を促進し、筋肉を強化し免疫力を高める。

食事指導

  • 食物繊維を豊富に含む食事は、便秘を防ぎ痔の予防・改善に不可欠です。果物・野菜、全粒穀物、玄米、全粒パスタ、ナッツ、種子、豆類などを積極的に取り入れましょう。牛乳・チーズ・アイスクリーム・ケーキ・クッキー・加工食品は便秘を助長するため控えめにします。水分は1日を通して十分に摂取し、できるだけ水や果汁を選び、カフェイン飲料(紅茶・炭酸飲料)は利尿作用があるため避けます。

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