子どもの鼻血:原因・予防・対処法と医療処置

鼻血は子どもに頻繁に起こり、ほとんどの場合深刻な疾患を示すものではありません。自宅での簡単な処置で止まることが多いですが、止まらない場合や頻繁に起こる場合は医師の診察が必要です。多くの子どもは思春期までに鼻血が自然に減少します。

原因

  • 鼻腔の粘膜にある細い血管が破裂することで起こります。頭部や鼻への外傷、鼻をほじる行為が直接的なきっかけとなります。また、乾燥した環境、アレルギー、風邪や副鼻腔炎などで鼻腔が乾燥・腫れすると出血しやすくなります。

基礎疾患

  • 稀に血液凝固障害やがんが原因になることがあります。鼻腔内の先天的な構造異常や腫瘍も出血を引き起こすことがありますが、頻度は低いです。

予防法

  • 加湿器で室内の湿度を保ち、鼻腔の乾燥を防ぎましょう。生理食塩水の点鼻液で粘膜を潤すのも有効です。鼻をほじったり異物を入れさせないように指導し、アレルギーの治療で刺激を減らすことも予防につながります。

自宅での対処法

  • まず、口に出た血は吐き出させます。子どもを膝の上に座らせ、前かがみの姿勢にし、鼻の両側をティッシュや布でしっかりとつまみ、10分間軽く圧迫します。その間は口で呼吸させます。止まらない場合は、鼻梁に冷却パックを当て、再度10分間圧迫します。

医療処置

  • 自宅で止まらない、または頻繁に鼻血が起こる場合は医師に受診してください。医師は血管収縮作用のある点鼻薬や、必要に応じて止血処置(電気凝固、化学的止血など)を行います。

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