8歳の子どもに見られるADHDの症状

ADHD(注意欠陥・多動性障害)は、子どもの脳に影響を及ぼす医学的な状態です。男性の発症率は女性の約3倍で、子どもの4〜12%が罹患するとされています。診断は、症状が少なくとも6か月続き、7歳になる前に現れたことが条件です。症状は「不注意」「多動性」「衝動性」の3つに分類されます。

不注意(Inattention)

ADHDの子どもは注意を持続させるのが苦手です。課題に集中できず、物を失くしやすく、整理整頓ができません。8歳の子どもは宿題を最後までやり遂げられなかったり、指示を聞き逃したり、忘れ物が多くなります。その結果、学校での学習が滞りやすくなります。

多動性(Hyperactivity)

名前の通り、多動性はADHDの代表的な症状です。座っていることが難しく、場面にそぐわない走り回りやジャンプ、登る行動が見られます。CHADD(Children and Adults with Attention‑Deficit/Hyperactivity Disorder)によれば、子どもは「エンジンがかかっているかのように」常に動き回ります。静かに遊べず、親はしばしばイライラします。

衝動性(Impulsivity)

衝動性は、欲しいものを待てなかったり、ゲームの順番を守れなかったり、会話を途中で遮ったりする形で現れます(米国国立精神衛生研究所)。このため、友達関係が築きにくく、不要な接触や発言が増えます。道路に飛び出すなど、考えずに行動することで安全面でも問題が生じることがあります。

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