概要
骨棘(osteophyte)は、骨の側面や縁に余分に形成される骨組織です。関節部にできやすく、特に関節が多数ある背骨に頻繁に見られます。子どもの頃にできた骨棘は、成人になるまで気付かれないことが多いです。
症状
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多くの場合、子どもの骨棘は痛みや不快感を伴いません。しかし、成長とともに骨が硬くなると、痛みが出たり可動域が制限されることがあります。膝の骨棘は膝の伸展・屈曲がしにくくなり、歩行が困難になることがあります。首や背骨にできた骨棘は、腕や脚のしびれを伴うことがあります。
原因
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骨棘は、長期間にわたるストレス・摩擦・圧迫に対して骨が自己修復しようとする過程で生じます。子どもの場合、骨折や外傷後の修復過程で骨棘が形成されやすいです。加齢や靭帯の緊張、軟骨の変性も骨棘の原因となります。
診断
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医師はX線、CT(コンピュータ断層撮影)、MRI(磁気共鳴画像)などで骨棘の有無を確認します。これらの画像検査により、関節痛の原因が骨棘かどうかを判別できます。
治療法
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治療は症状に応じて選択します。足やかかとの骨棘の場合、体重減少で関節への負担を軽減します。理学療法やストレッチ・筋力トレーニングで靭帯を強化することも有効です。疼痛が強い場合はNSAIDsなどの鎮痛・抗炎症薬を使用し、効果が不十分ならステロイド注射が検討されます。最終的に症状が改善しない場合は、外科手術で骨棘を除去することがあります。
合併症
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骨棘は多くの場合良性ですが、稀に骨棘が骨から剥がれ、近くの関節内に入り込むことがあります。この場合、関節の動きが制限され、強い痛みを伴うため、外科的に除去する必要があります。
