子どもに扁桃腺とアデノイドの役割をやさしく説明する方法
はじめに
子どもの扁桃腺やアデノイドが気になるときは、何らかのトラブルが起きているサインです。再発性の扁桃炎や溶連菌感染、睡眠時無呼吸症候群などが原因となり、手術が必要になることもあります。米国スタンフォード大学ルシール・パッカード小児病院のデータによれば、毎年40万件以上の扁桃摘出術とアデノイド切除術が安全に実施されており、ほとんどは外来で行われています。
子どもへの説明ステップ
体の中には「ガード隊」がいて、細菌やウイルスから守ってくれます。このガード隊は免疫システムと呼ばれ、喉の奥にある扁桃腺とアデノイドもその一部です。細菌が体に入ろうとすると、まずここにぶつかります。
扁桃腺とアデノイドは細菌を囲んで捕まえ、体の中に入り込むのを防ぎます。その過程でガード隊が傷つくことがあり、喉が痛くなることがありますが、通常は数日で元に戻ります。
時には、特に強い細菌がガード隊を刺激し、扁桃腺とアデノイドが腫れてしまうことがあります。その結果、飲み込みにくくなったり、夜に呼吸がしにくくなっていびきをかくことがあります。また、熱や耳の痛みが出ることもあります。薬で細菌と戦わせるか、自然に治るのを待つ必要があります。
扁桃腺とアデノイドが何度も炎症を起こし、喉が常に痛む、または毎晩いびきをかくようになると、手術で取り除く時期かもしれません。成長とともに体の免疫力は強くなり、扁桃腺やアデノイドがなくても十分に細菌と戦えるようになります。手術後は喉の違和感がなくなり、いびきも改善されることが多いです。
