子どもの肺疾患
子どもはさまざまな肺疾患にかかることがあります。最も一般的なのは喘息で、その他に嚢胞性線維症、肺胞肺症(Bronchopulmonary Dysplasia)、間質性肺疾患、閉塞性細気管支炎、運動性線毛症候群などがあります。
喘息
- 喘息は気道が断続的に炎症を起こす疾患で、呼吸困難、喘鳴(ぜんめい)、咳、痰が出やすくなるなどの症状が現れます。
嚢胞性線維症
- 嚢胞性線維症は遺伝性疾患で、粘液や唾液、汗、消化液などが粘く厚くなります。肺にたまった粘液が気道を塞ぎ、肺組織を傷つけます。
肺胞肺症(Bronchopulmonary Dysplasia)
- 早産児などで出生後長期間人工呼吸器を使用した結果として起こることが多く、肺の発育障害を伴う肺疾患です。
その他の肺疾患
- 間質性肺疾患は肺組織が徐々に瘢痕化する疾患です。閉塞性細気管支炎は肺の炎症によって気道が閉塞します。運動性線毛症候群は線毛の機能不全により粘液が排出できず、肺に詰まります。
治療法
- 疾患ごとに治療は異なります。喘息や嚢胞性線維症の子どもは吸入薬や気管支拡張薬による呼吸療法が必要です。嚢胞性線維症の場合は粘液を薄くする薬も併用します。
