子どもがラップトップを使う際のリスクとは?
Wi‑Fi放射線
プリンストン大学環境保健安全部門の調査では、2.4GHzのWi‑Fiが放出するRF(電波)は、X線などの電離放射線に比べてはるかに低く、「危険性はない」と結論付けられました。
しかし、子どもは放射線に対して感受性が高いと指摘されています。BBCニュースで語られた物理学のローレイ・チャリス博士(元教授)は、子どもは大人よりも環境中のリスクに敏感であると警告し、ノートパソコンは膝の上に置かず、机上や安全な距離で使用させることを推奨しています。携帯電話の影響が示唆される中、同程度のRFを放つWi‑Fiが子どもに与える影響は完全には解明されていません。
肥満リスク
ラップトップは持ち運びができるため、子どもが長時間座って使用しがちです。米国小児科学会は、果物や野菜などの健康的な食事とともに、画面時間を1日2時間未満に抑えるよう勧めています。ラップトップの使用は身体活動を減らし、代謝低下、体重増加、将来的な糖尿病や心臓病のリスクを高める可能性があります。
無検閲のインターネット利用
デスクトップと違い、ラップトップは部屋間を移動できるため、親の目が届きにくい環境でインターネットにアクセスしやすくなります。子どもが無意識に不適切な画像や動画に遭遇すると、心理的な不安や混乱を招く恐れがあります。また、チャットルームで偽装した犯罪者が子どもと交流し、誘拐や性犯罪に巻き込むケースも報告されています。ラップトップは共有スペースに置き、使用時間や閲覧内容を保護者が管理できるようにすることが重要です。
以上のリスクを踏まえ、子どもにラップトップを使用させる際は、使用場所・時間・コンテンツの管理を徹底し、適切な姿勢や休憩も促すことが大切です。
