思春期の原因
思春期は脳底にある下垂体が活性化することで始まります。下垂体から分泌されるホルモンが体の各部位に作用し、成長や二次性徴を促します。
思春期はいつ始まるか
女子は一般に9〜11歳、男子は9〜12歳が普通です。この範囲より早く始まる場合は早熟、14歳以降に始まる場合は遅熟と呼ばれ、家族性や医学的要因が関与することがあります。
身体的症状
女子ではまず乳房の発達が見られ、続いて陰毛、にきび、そして月経が始まります。月経は乳房発達から約2年後に来ることが多いです。男子では陰茎と精巣の拡大、陰毛の発毛、声変わり、にきび、顔毛の成長が順に現れます。個人差は大きく、すべての子どもが同じ順序で進むわけではありません。
情緒的症状
身体変化を引き起こすホルモンは情緒にも影響し、不安・混乱・恥ずかしさを感じやすくなります。特に同年代と比べて早すぎたり遅すぎたりすると、自己評価が揺らぎやすく、気分の浮き沈みが頻繁に起こります。
医師に相談すべき時
早熟や遅熟の疑いがある場合、または14歳までに思春期の兆候が全く現れない場合は、医師の診察が必要です。早熟は必ずしも治療が必要ではありませんが、基礎疾患の有無を確認するための検査が行われます。遅熟の場合はホルモン療法で改善できることがあります。
