子どもの白血球数(正常範囲とその意味)

体内を循環する血液は全血と呼ばれ、白血球、赤血球、血小板から構成されています。白血球は体の軍隊のような役割を果たし、感染を感知して戦います。子どもでも大人でも、白血球数は感染と闘っているかどうかを示す重要な指標です。

新生児

新生児は白血球数が最も高く、通常 9,000〜30,000 /µL(リューコサイト)です。リューコサイトは白血球の別名です。

子ども(生後数週間以降)

出生後数週間を過ぎると、白血球数は年齢に依存しなくなります。健康な子どもと健康な大人の正常範囲はほぼ同じで、4,000〜10,800 /µL が目安とされています。

白血球数が低い場合(3,500 /µL 未満)

白血球数が低下する原因には、感染が白血球を過剰に消費すること、がん、先天性・自己免疫疾患、薬剤の副作用などがあります。低い場合、子どもは必ずしも症状を示さず、発熱(37.5℃ 以上)だけが唯一のサインになることもあります。低白血球数が疑われ、発熱が続く場合はすぐに小児科医に相談してください。

白血球数が高い場合(10,800 /µL 超)

白血球数が上昇していると、体は感染と戦うために白血球を増やしています。骨髄疾患や免疫系の異常、薬剤反応も原因となります。小児で白血球数が高くなる代表的な疾患には百日咳やはしかがあります。原因を特定するために小児科医は追加検査を指示します。

検査が必要な理由

通常、子どもの定期健康診断で血液検査が行われ、白血球数が正常範囲にあるか確認します。感染の疑い、疾患の診断・経過観察、治療効果の評価などでも白血球数は重要な指標です。数値が正常範囲内であれば、治療は成功とみなされます。

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