子どもに多い発疹の種類と対処法
発疹とは、皮膚が赤く盛り上がり、かゆみや痛みを伴う反応です。感染症、アレルギー、ウイルス、虫刺され、薬の副作用など、さまざまな要因で起こります。小児科医が運営する askdrsears.com によると、ほとんどの発疹は害が少なく特別な治療は不要ですが、稀に命に関わる重篤なものもあります。お子さんに発疹が現れたら、原因を推測し、早めに医師に相談しましょう。
じんましん(Hives)
じんましんは、急に現れ、広がりやすい膨らんだ赤い斑点です。主に体幹に現れ、手足や顔にできることはまれです。形は丸いものから不規則なものまでさまざまで、単独でも集団でも現れます。アレルギー反応や風邪・発熱が原因になることがあります。じんましん自体は危険ではありませんが、アレルギーが原因の場合は嘔吐や呼吸困難といった緊急症状に注意が必要です。
湿疹(Eczema)
湿疹は、乾燥しやすい皮膚やアレルギーが原因で起こります。軽度のときは白く乾いた斑が見られ、悪化すると赤く盛り上がったかゆい斑点になります。乳幼児では肘の内側や膝裏に、年長の子どもでは膝の前側や肘の外側に現れやすいです。湿疹は慢性化することもあり、原因がアレルギーかどうかで経過が変わります。診断と治療は必ず医師に相談してください。
水痘(Chickenpox)
水痘はウイルス性の発疹で、非常に感染力が強く子どもに多く見られます。最初はかゆみを伴う赤い小さな丘疹が数個出現し、数日間で増えていき、古い丘疹は水疱になります。発熱は通常5日間続き、2週間ほどで全ての丘疹がかさぶたになり、熱が下がってかさぶたが乾くと感染性はなくなります。
白癬(Ringworm)
白癬は真菌が原因の発疹で、感染した人や動物から移ります。かゆみを伴い、中心が正常な皮膚で囲まれたリング状の隆起が特徴です。1つのリングから10個以上になることもあります。診断は皮膚のサンプルを顕微鏡で確認し、治療は市販の抗真菌クリームで行います。
接触性皮膚炎(Contact Rash)
接触性皮膚炎は、イボリや化学物質などの刺激物に触れたときに起こります。赤い斑や丘疹、かさぶたができ、通常は体の一部に限られます。もう一つは、草やシーツ、洗剤、プールの水、石鹸などに対する過敏反応で、全身に小さな赤い点やニキビのような発疹が広がります。症状の軽さに応じて、市販のヒドロコルチゾン軟膏や処方薬が用いられます。
発疹の種類や症状を正しく把握し、必要に応じて早めに医師の診察を受けることが、子どもの健康を守る第一歩です。
