子どもの咳止め療法
子どもの咳は風邪やインフルエンザ、アレルギーなどさまざまな原因で起こりますが、通常は深刻な疾患のサインではありません。
家庭でできる対策
浴室でスチームルームを作り、できるだけ熱いシャワーを流しながらドアを閉め、子どもを座らせます。蒸気が胸のうっ血を緩和し、咳を和らげます。
浴槽にぬるま湯を入れ、ユーカリやラベンダー、セージ、タイムのエッセンシャルオイルを数滴加えて蒸気浴も効果的です。
オリーブオイル大さじ3〜4にユーカリ、ラベンダー、ローズマリー、ペパーミントなどのエッセンシャルオイルを1〜2滴混ぜ、子どもの胸や背中に塗ります。その上から暖かくぴったりした服を着せて、オイルが蒸発するようにします。ユーカリは咳を鎮め、ローズマリーはリラックス効果が期待できます。
医療機関での治療
長引く咳がある場合は小児科医を受診しましょう。軽度の咳には市販の咳止めや去痰薬が推奨されることがあります。また、部屋に加湿器を置くことで湿度を保つことも有効です。
重度の場合は処方薬のシロップが必要になることがあります。風邪用の市販複合薬は子どもに適さない成分が含まれることがあるため、使用は避けましょう。特に4歳未満の子どもへの咳止め薬は推奨されていません。
注意点
咳は夜間に悪化しやすく、鼻や副鼻腔からの粘液が喉に流れ込み、睡眠を妨げます。喘息のある子どもは夜間に気道が過敏になりやすく、咳が増えることがあります。
多くの咳はウイルス感染が原因であり、抗生物質は効果がありません。ウイルス性の症状は2週間ほどで自然に治まりますが、咳が不快な場合は医師が咳止めを処方することがあります。
軽度の熱を伴う咳は風邪が原因であることが多いですが、体温が39℃(102°F)を超える場合は肺炎の可能性があります。3週間以上続く咳はアレルギー、喘息、慢性副鼻腔炎などが考えられ、必ず小児科で診断してもらいましょう。
