子どもの胆石に伴う症状と対処法
胆嚢は肝臓のすぐ下に位置し、胆汁を蓄える小さな臓器です。胆汁は脂肪の消化を助け、膵臓や肝臓とともに胆道系を構成します。胆石は胆汁中にできる固体で、砂粒大からゴルフボール大までさまざまです。成人に比べると子どもでの発症はまれですが、遺伝性血液疾患、肥満、家族歴がある子どもはリスクが高まります。
腹部の痛み
eMedicine Healthによると、子どもの胆石で最も一般的な症状は右上腹部の痛みです。脂っこい食事を摂ると胆嚢が収縮し、痛みが増強します。痛みは数時間続くことがあり、自然に収まりますが、胆石発作が起きるたびに再発します。
背部・肩の痛み
年齢が上がると痛みの部位を正確に言い当てられるようになるため、背中や肩の痛みを訴えることがあります。この痛みは右上腹部の痛みと同時に現れます。
吐き気・嘔吐
胆石が胆嚢から移動し、胆管・膵管・肝管のいずれかを塞ぐと、吐き気や嘔吐を引き起こします。嘔吐が続くと脱水症状になる恐れがあるため、十分な水分補給が必要です。
発熱
体が感染や炎症と闘っているサインとして熱が出ます。胆石が炎症や感染を伴う場合、発熱が見られることがあります。疑いがある場合は医師が超音波検査で胆石の有無を確認し、適切な治療を行います。
黄疸
皮膚や白目が黄色くなる黄疸は、血中のビリルビン濃度が上昇するために起こります。ビリルビンは胆汁に排泄されるため、胆石が胆管を塞ぐとビリルビンが血中に溜まり、黄疸が現れます。
