子供の甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の症状と対策
子供の甲状腺機能亢進症(バセドウ病)は、血中の甲状腺ホルモン(チロキシン T4)が過剰になることで起こります。症状は日常生活に大きな影響を与えるため、早期の発見と適切な治療が重要です。
概要
甲状腺機能亢進症は小児ではまれで、約5,000人に1人の頻度で発症します。主に11歳から15歳の思春期に多く見られます(J Clin Endocrinol Metab. 1987)。
タイプ
新生児の甲状腺機能亢進症は致命的になることがあります。一方、年長の子どもでは症状が徐々に現れ、生活の質を低下させることがあります。
主な症状
- 落ち着きがなくなる(不安感・イライラ)
- 下痢や頻尿
- 顔や体が赤くなる、皮膚が湿る
- 心拍数の増加、血圧上昇
- 手の震え
- 体重増加が乏しい、または減少
診断方法
血液検査で甲状腺ホルモン(T4、T3)やTSHの値を測定し、甲状腺機能亢進症を確定します。
治療と予防
治療法は主に以下の3つです。
- 抗甲状腺薬によるホルモン産生抑制
- 甲状腺の一部または全部を外科的に除去
- 症状が再発しないよう、長期にわたる定期的な血液検査と経過観察
注意点・再発リスク
甲状腺機能亢進症やバセドウ病は再発する可能性があるため、定期的に甲状腺ホルモン値と症状をチェックし続けることが重要です。
