注射型避妊薬と子宮筋腫の関係
子宮筋腫は子宮にできる良性腫瘍で、がんリスクはありません。妊娠可能年齢の女性の約4人に3人が筋腫を持っていますが、多くは症状がなく気付かれません。出血や痛みを伴うこともあります。
注射型避妊薬の効果
- Depo‑Provera(デポ・プロベラ)やLunelle(ルネール)などの注射型避妊薬は、子宮筋腫の発生リスクを低減すると、American Pregnancy Association が報告しています。Depo‑Provera はプロゲスチン単独、Lunelle はプロゲスチンとエストロゲンの両方を含みます。
保護期間
- 1996 年に British Journal of Obstetrics and Gynaecology に掲載された研究によると、最後の注射から最大10年間、子宮筋腫の発生が抑制される可能性があります。
投与スケジュール
- 最初の注射は月経開始から5日以内に行い、その後は約11〜13週間ごとに再投与します。
その他のメリット
- 妊娠予防と筋腫予防に加え、Depo‑Provera は子宮がんや骨盤炎症性疾患のリスク低減にも寄与します。また、てんかん治療薬を服用している女性でも使用可能です。
注意点・副作用
- 月経不順(無月経や軽い出血、突破出血)や、出血が多くなるケースがあります。その他、頭痛、めまい、吐き気、乳房の圧痛、体重増加、倦怠感などが報告されています。
