NEAT(非運動活動)レベルを上げる方法

運動は心肺機能向上や体形維持、カロリー消費に有効ですが、スポーツをしなくても日常生活の動作でエネルギーを消費できます。この現象は「非運動活動熱産生(NEAT)」と呼ばれ、身体の柔軟性や可動域の維持にも役立ちます。

日常生活の動作を工夫する

  • 買い物の際はカートを押すのではなく、ショッピングバスケットや手提げで持つことで余分なエネルギーを消費します。また、エレベーターやエスカレーターを使わず階段を利用したり、駐車は遠くのロットにするだけでも歩く距離が増え、NEATが上がります。

小さな動きを増やす(いじり動作)

  • 指を叩く、足踏み、電話しながら部屋を歩くなど、座っているときでもできる小さな動きはすべてNEATに貢献します。2000年の『American Journal of Clinical Nutrition』の研究では、立っているだけでも座っているよりエネルギー消費が多いと報告されています。テレビを見ながら洗濯物をたたむ、電話中にストレスボールを握るなど、マルチタスクで動きを取り入れ、可能であれば立ったまま作業するとさらに効果的です。

外出して体を動かす

  • 庭仕事やガーデニング、自然散策など、スポーツ以外の屋外活動もNEATを高めます。激しい作業は有酸素運動に相当しますが、軽い植え付けや水やりでも体は動きます。2011年の『Urban Studies』の調査によると、農村部に住む人は都市部に比べてエネルギー消費量や歩行距離が多く、NEATが高いことが分かっています。

職業を考慮した工夫

  • 職種はNEATに大きく影響します。デスクワーク中心のオフィス勤務は活動量が低くなりがちですが、建設・農業・工場など身体を動かす仕事はNEATが高い傾向にあります(2002年『Best Practice & Research Clinical Endocrinology & Metabolism』)。非運動活動を増やすことで基礎代謝が上がり、健康的な体重維持に役立ちます。

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