トリフォーカル眼鏡とは?特徴と種類の解説

眼鏡のレンズは、単焦点から多焦点へと進化してきました。その中でも、遠近・中距離の視力を一つのレンズで補正できる「トリフォーカルレンズ」は、老眼や遠近視が混在する方に最適です。

トリフォーカルとは

トリフォーカル眼鏡は、遠距離・中距離・近距離の3つの焦点を持つレンズです。視力矯正が必要な人の中には、単焦点レンズだけでは対応できない複数の視力問題を抱える方がいます。トリフォーカルレンズは、1本の眼鏡でこれら3つの視力を補正し、レンズ上に配置されたセグメントで焦点を切り替えます。セグメントの形状や幅は様々です。

トリフォーカルの種類

トリフォーカルレンズは、焦点セグメントの配置方法によりいくつかのタイプに分かれます。代表的なものは「フラットトップ(Dセグメント)」「ダブルD」「E‑D」などです。フラットトップはレンズ下部に幅約28mmのD字形セグメントがあり、上部に別の小さな焦点領域が配置されています。形状が異なることで、視野の広さや見やすさが変わります。

プログレッシブ(進化型)トリフォーカル

従来のトリフォーカルははっきりとした線状のセグメントが目立ちますが、プログレッシブタイプはその境界を滑らかにブレンドします。レンズ上部から下部へと徐々に度数が変化し、目立つラインがないため、見た目がすっきりします。また、度数の移行が滑らかになるため、視覚的な快適さが向上します。

老眼(老視)とトリフォーカル

トリフォーカルが必要になる主な原因は「老眼」です。加齢に伴い水晶体の弾力性が低下し、近くのものにピントが合いにくくなります。一般的に45歳前後から症状が現れ、遠距離・中距離・近距離の視力を同時に補正できるトリフォーカルが有効です。

家族の健康(一般) - 関連記事