迅速抗原検査の手順と必要なもの
迅速抗原検査は、溶血性連鎖球菌(GAS)による咽頭炎(いわゆる溶連菌感染症)の診断に用いられます。従来の咽頭培養は結果が出るまで24〜48時間かかりますが、迅速抗原検査は約5分で結果が得られ、陽性であれば培養は不要です。陽性結果が出た場合は、抗生物質治療をすぐに開始でき、連鎖球菌は抗生物質に感受性があります。検査は簡便ですが、正確な結果と感染拡大防止のため、資格を有する医療従事者が実施すべきです。
必要なもの
- 綿棒またはダクロン綿棒
- GAS 迅速抗原検査キット
- 保護用手袋
- フェイスマスク
手順
- 保護用手袋とフェイスマスクを着用します。溶血性連鎖球菌は非常に感染力が強いためです。
- 綿棒を使い、両側の扁桃と口腔の奥底を優しく拭き取ります。舌や頬など他の部位に触れないよう注意してください。
- 拭き取った綿棒を、迅速抗原検査用に設計された容器に入れます。
- メーカーの指示に従って検査を実施します。検査キットには使用方法と結果の読み取り方が記載されたインサートが同梱されています。検査はGAS(溶血性連鎖球菌)を標的としたDNA化学発光プローブ法で、結果は「陽性」または「陰性」で示されます。
