重度のむくみ(水分保持)の原因は?
むくみ(水分保持)は、体の組織に余分な水分が漏れ込むことで起こります。通常はリンパ系が余分な体液を血流に戻して除去しますが、リンパ系の機能が低下すると体液が排出されず、組織にたまり腫れを引き起こします。
主な原因
- 塩分の過剰摂取
- 体重増加
- 腎不全
- 心臓疾患(うっ血性心不全や心筋症)
- 肝臓疾患
- 慢性肺疾患(肺がんやCOPD)
塩分の過剰摂取
ナトリウムや塩分を多く摂取すると血圧が上昇し、特に足首や足にむくみが現れやすくなります。腎臓はナトリウムのバランスを調整しますが、過剰な塩分が体内にあると、腎臓だけでは十分に排泄できず、余分なナトリウムが組織に浸透してむくみを引き起こします。
体重増加
食事全般にナトリウムが含まれるため、食事量が増えると同時にナトリウム摂取量も増加します。その結果、体内に水分が溜まりやすくなります。また、利尿剤を使用しても一時的な体重減少にすぎず、急激なカロリー制限は筋肉の分解を促し、むくみを悪化させることがあります。
腎不全
慢性腎臓病や腎不全では、腎臓が塩分と水分を適切に排泄できなくなります。そのため、体内に余分な塩分と水分が蓄積し、特に腹部や足首、脚にむくみが顕著に現れます。
心臓疾患
心不全や心筋症などの心臓疾患では、全身に十分な血液が送り出せず、血液が心臓に滞留します。その結果、血液が肺や静脈に逆流し、体液が組織に漏れ出します。また、腎臓は血流量の低下を感知して塩分と水分を保持し、むくみを助長します。
以上の要因が重度のむくみを引き起こす主な原因です。原因を把握し、適切な食事管理や医療機関での診断・治療を受けることが重要です。
