高齢者が排便できないときの対処法
1. 食事を見直す
便秘は食物繊維不足が主な原因です。高齢者には果物、野菜、全粒穀物を多く摂取させましょう。また、水分が不足すると便が硬くなりますので、1日約2リットル(8杯)の水を飲むよう促してください。
2. 適度な運動を取り入れる
運動は腸の蠕動運動を活性化させます。週にほぼ毎日、30分程度の中強度の運動(散歩、スイミング、サイクリング、園芸など)を目指しましょう。
3. 便秘を引き起こす薬の確認
オピオイド、制酸剤、抗うつ薬などは便秘の副作用があります。該当する薬を服用している場合は、医師に代替薬や調整を相談してください。
4. 市販の緩下剤の使用
市販の緩下剤は一時的な対策として有効ですが、使用は最終手段とし、用法・用量を守って使用してください。
5. 医療機関の受診
3日以上排便できない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。浣腸やその他の処置が必要になることがあります。
予防のポイント
- 水分を十分に摂る(1日8杯程度)
- 食物繊維を意識的に摂取する(1日25〜30g)
- 定期的に運動する(週5日、30分)
- 便秘を誘発しやすい薬はできるだけ避ける
- トイレの欲求を感じたらすぐに行く
- 長時間座り続けないように適度に休憩を取る
- ストレスを適切に管理する
