遺伝
遺伝は抜け毛の最も一般的な原因の一つで、米国皮膚科学会によると約3000万人の女性が影響を受けています。男性型脱毛症(アンドロゲン性脱毛症)と呼ばれ、主に50代後半から60代にかけて発症します。毛包が細くなり、再生する髪も細くて弱くなるため、徐々に髪が薄くなります。
甲状腺疾患
甲状腺は首にあり、ホルモンの産生と体内の代謝調整を行います。甲状腺機能亢進症(バセドウ病)や甲状腺機能低下症の患者は、髪の抜け毛を訴えることが多いです。血液検査で簡単に診断でき、原因疾患を治療すれば抜け毛も改善します。
皮膚疾患
フケ、脂漏性皮膚炎、乾癬などの頭皮の皮膚トラブルは炎症を引き起こし、抜け毛の原因となります。フケは角質が過剰に増えてはがれ落ち、かゆみと掻きむしりで毛根がダメージを受けます。脂漏性皮膚炎はかゆみとともに黄色や白色の鱗屑が付着し、乾癬は赤い鱗状斑ができて治療が難しく、広範囲の抜け毛を招くことがあります。
ストレス
過度なストレスや一部の薬剤は「テロゲンエフルビウム」と呼ばれる一時的な脱毛を引き起こします。抜け毛は斑状で、男性型脱毛症ほど深刻ではありませんが、数か月で自然に回復し、毛髪が再び成長します。
