産後精神病を最初に記録したのは誰か?
米国保健福祉省によると、産後精神病は約1,000件の出産につき1〜4件の頻度で発症します。産後精神病とは、出産後に起こる統合失調症様またはうつ症状を伴う精神病エピソードと定義されています。
産後精神病に関する最古の文献
産後精神病に関する記述は、古代ギリシャのヒポクラテスの時代にさかのぼります。
16世紀・17世紀の研究
スウェーデンの医師フェリックス・プラーテルは1602年に著書『Praxeos Medicae』で症例を報告し、1609年にはJ.シェンクが別の症例を記載しました。さらに、ドイツの産科医フリードリッヒ・ベンヤミン・オシャンダーが1797年に産後精神病の最初の包括的な記述を行ったと、Archives of Women’s Mental Healthは報告しています。
産後精神病が障害として認識されるまで
複数の症例報告が行われていたものの、産後精神病が正式に障害として認められたのは1850年頃とされています(出典:Pregnancy‑Info.net)。
最初の完全な記述
フリードリッヒ・ベンヤミン・オシャンダー(1759‑1822)は、産後精神病を体系的に記述した最初の医師として広く認識されています。
現代の研究者:イアン・ブロッキントン
現在、イアン・ブロッキントン医師は女性のメンタルヘルス、特に産後精神病の研究に専念しています。1975年以降、母性精神医学を臨床実践に取り入れ、著書『Motherhood and Mental Health』などでその知見を発表しています。
