骨密度レポートの理解方法
最近骨密度(BMD)検査を受けた方は、TスコアやZスコア、FRAXリスクといった指標に混乱し、骨減少症や骨粗鬆症ではないかと不安になることがあるでしょう。股関節や脊椎のBMDを測定するデュアルエネルギーX線吸収測定(DEXAまたはDXA)スキャンを受けた場合でも、かかと、前腕、手首、指などの末梢部位の検査を受けた場合でも、骨密度レポートを正しく理解することが重要です。
手順
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紙に数直線を描きます。真ん中に「0」を書き、右側に正の数 1〜5(+1、+2…)を、左側に負の数 1〜5(-1、-2…)を等間隔で配置します。+1 と -1 の位置に垂直線を引き、-2.5 の位置にも垂直線を引きます。
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BMD検査で得られたTスコアを数直線上にプロットします。脊椎と股関節など複数のTスコアがある場合は、最も低い数値(最も左側)を使用します。負の数では「数値が大きいほど実際は低い」ことを覚えておきましょう。例えば -2 は -1 より低く、-3 は -2 より低いです。Tスコアは、30歳の健康な成人の骨密度と比較した値で、医師が骨粗鬆症の診断に用います。
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同様にZスコアも数直線にプロットします。Zスコアは、年齢や体格に応じた平均骨密度と比較した値です。-2 より右側(-2 以上)のZスコアは正常と見なされます。ただし、Zスコアは骨粗鬆症の診断基準ではなく、Tスコアや他の要因で骨折リスクが評価されます。
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Tスコアに基づいて骨減少症(オステオペニア)または骨粗鬆症を判定します。数直線上で0に近いほどリスクは低く、左に行くほどリスクが高くなります。Tスコアが+1 から -1 の範囲なら骨密度は正常です。-1 から -2.5 の範囲なら骨減少症と診断されます。-2.5 以下(-2.5 も含む)なら骨粗鬆症と診断されます。
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下記リソースのオンラインFRAX計算ツールを利用し、骨折リスクを算出します。「Calculation Tool」をクリックし、国を選択。左側の換算ツールで体重と身長をメートル法に変換し、質問票に回答します。質問12にTスコアを入力し、「calculate」を押すと、今後10年間の主要骨粗鬆症骨折または股関節骨折のリスクが表示されます。この結果は、医師と相談して骨粗鬆症治療薬の使用を検討する際の参考になります。
