胎児の成長と発達の概要
人間の胎児は約9か月を3つのトリメスター(3か月ごと)に分けて発達します。各トリメスターで特徴的な変化が起こり、妊娠の進行とともに胎児は徐々に成熟していきます。
第1トリメスター(0〜13週)
- 受精卵が子宮内膜に着床し、胚は胎児側と胎盤側に分化します。
- 心臓が形成され拍動を始め、臍帯が発達します。
第2トリメスター(14〜27週)
- 胚は胎児と呼ばれ、流産リスクが大幅に低下します。
- 主要な臓器や身体の特徴が形成され、感覚器官が発達します。胎児は音を聞き、触覚を感じ始めます。
第3トリメスター(28週〜出産)
- 網膜が成熟し、まぶたを開くことができるようになります。
- 体脂肪が蓄積し、肺の機能が向上して出生の準備が整います。
性別の判定
- 第二トリメスターに生殖器が形成されるため、超音波検査で胎児の性別を判定できます。
体長・体重の推移
- 妊娠初期は長さ1インチ未満、体重1オンス未満です。
- 約10インチ(約25cm)・10オンス(約280g)に成長し、出生時は平均20インチ(約50cm)・8ポンド(約3.6kg)となります。
毛髪の発育
- 妊娠22週頃から毛髪の成長が始まり、まつげ・眉毛が最初に出現し、次に頭髪が生えます。
- 胎児の毛髪は最初は色素がなく、白く見えます。
