陣痛の見分け方と対処法
はじめに
出産は特別な体験です。妊娠40週を迎え、いよいよ赤ちゃんが産まれます。いつ病院へ向かうべきか分からず、結局戻されてしまうこともあります。本稿では、偽陣痛と本当の陣痛を見分けるポイントを解説します。
1. 産前症状と子宮頸部の変化
出産予定日の4〜6週間前から、軽い陣痛様の症状が現れます。出産予定日の2〜4週間前には子宮頸部が少し開き始めます。胎児が骨盤へ下降し、骨盤への圧迫感が増すほか、排便パターンの変化や背中の痛み、痙攣が起こります。また、家事や整理整頓をしたくなる「巣作り」欲求も自然なサインです。
2. 偽陣痛と本陣痛の違い
偽陣痛は頻度や強さが増さず、体位を変えたり歩くとすぐに消えます。体は本番の陣痛に備えてこのような収縮を起こすことがあります。
3. 本陣痛の特徴
本陣痛は体位を変えても止まらず、規則的に頻度と持続時間が徐々に長くなります。痛みが強くなるにつれて、陣痛の間隔は短くなります。
4. 陣痛の第一期(早期・活発期・移行期)
第一期は「早期」「活発期」「移行期」の3段階に分かれます。
早期:子宮頸部が約3cmまで拡張し、収縮は40秒程度、間隔は15分ごと。破水が起こることもあります。
活発期:子宮頸部が7cmに達し、収縮は3分ごとに起こり、持続時間は45〜60秒。疼痛と背部の圧迫感が強くなります。この段階ではすでに病院に向かうべきです。
移行期:子宮頸部が10cmに達し、収縮は3分ごと、持続は約60秒。痛みは最も強くなります。出産室に到着していることが必要です。
