閉経後の正常な子宮内膜厚と評価ポイント
閉経前は子宮内膜の厚さが月経周期に応じて1〜3 mmから最大約16 mmまで増加し、次の周期が始まると剥がれ落ちます。閉経後は大半の女性で子宮内膜は4〜5 mm程度に保たれます。
ホルモン補充療法(HRT)と子宮内膜
HRTを受けている場合、子宮内膜の厚さは通常の4〜5 mmを超えて、最大で8 mmになることがあります。
厚さが5 mmを超える場合の注意点
HRTを使用していないのに子宮内膜が5 mm以上の場合、子宮内膜増殖症や子宮体がんなどの疾患を除外するために追加検査が必要です。
臨床的意義
子宮内膜が5 mmを超えると、過形成(ハイパープラスティ)や子宮体がんのリスクが高まります。
診断方法
医師は経膣超音波で子宮内膜の厚さを測定します。異常が認められた場合は、子宮内膜生検を行い、細胞異常やがんの有無を確認します。
警告サイン
閉経後に膣から出血がある場合は、速やかに医師の診察を受けてください。これは重大な疾患の兆候である可能性があります。
