月経が遅れる原因は何ですか?

多くの女性は、時計のように正確に月経周期を把握できません。遅れや無月経は珍しいことではなく、原因はさまざまです。正確な診断は医師や助産師に委ねる必要がありますが、以下に主な原因を紹介します。

妊娠

規則的な月経がある女性で、性行為をしている場合、遅れた月経は妊娠が最も考えられる原因です。妊娠が疑われる場合は、市販の妊娠検査薬で確認できます。受精卵が子宮に着床し、HCG(妊娠ホルモン)を分泌し始めると月経が遅れるため、検査は正確です。妊娠が判明したら、医師や助産師に相談し、適切なケアを受けましょう。

授乳中

授乳中は、特に出産後数か月は排卵が抑制されるため、月経が遅れたり全く来なかったりします。授乳が続く間は、月経が短くなったり、出血が少量になることもあります。ただし、授乳が続いていても排卵が再開することがあるため、性行為をしている場合は妊娠の可能性も考慮してください。

薬剤の影響

さまざまな薬剤が月経周期に影響を与えます。特にホルモン避妊薬(経口避妊薬、ミニピル、パッチ、注射など)は月経が遅れたり無月経になることがあります。プロゲステロンを含むIUD(例:ミレナ)も同様です。その他、ステロイド、化学療法薬、一部の抗うつ薬や抗精神病薬も月経を抑制することがあります。

体脂肪が低い

エストロゲンは体脂肪に依存して合成されます。体脂肪が極端に少ないとエストロゲンが不足し、月経が不規則になるか、完全に止まることがあります。摂食障害(例:神経性食欲不振)、甲状腺機能亢進、炎症性腸疾患などで体重が低下した場合も同様です。高い運動量やストレスが原因で、アスリートの間でも月経遅延が見られます。

ホルモンバランスの変化

多くのホルモン異常が月経遅延を引き起こします。代表的なのは多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)です。甲状腺疾患や下垂体機能障害も月経不順の原因になります。更年期も月経が遅れたり止まったりする一般的な要因で、同時にほてりや寝汗などの更年期症状がある場合は注意が必要です。40歳未満で更年期様症状が出る場合は早発更年期の可能性があるため、専門医の診察を受けましょう。

月経が遅れたときは、上記のようなさまざまな要因が考えられます。自己判断だけでなく、必ず医療機関での確認をおすすめします。

女性の健康 - 関連記事