閉経後の出血原因とは?

膣の乾燥

エストロゲンは卵巣の機能だけでなく、膣の潤滑にも重要です。閉経後はエストロゲンが低下し、潤いがほとんどなくなります。その結果、軽い出血やかゆみ、刺すような痛みを伴うことがあります。多くは性交後に症状が出ます。市販の潤滑剤を使用すると不快感が軽減されます。

ホルモン変動

閉経への移行期(更年期前)ではエストロゲンが徐々に減少します。この期間でも月経は続きますが、ホルモンバランスの乱れにより不規則で少量の出血や周期間のスポッティングが見られます。更年期前は月経が完全に止まるまで2〜8年続くことがあります。閉経後の出血は月経とは関係なく、健康上の問題を示すことが多いです。

子宮ポリープ

子宮ポリープは子宮内膜の細胞が過剰に増殖してできる良性の腫瘍です。細長い茎や基部で子宮壁に付着しています。ホルモンバランスの乱れが原因とされ、40代から50代の女性に多く見られます。症状は無症状から不正出血、腹部の痙攣までさまざまです。

萎縮

エストロゲン減少により膣や子宮の粘膜が薄くなり、血管が弱くなります。その結果、血管が破れやすくなり、膣の乾燥による性交時や自然に出血が起こります。

特別な留意点

更年期は心身に多くの変化が起こりますが、閉経後の出血は多くの場合無害です。しかし、稀に卵巣、子宮頸部、子宮がんなど重大な疾患のサインであることがあります。出血があれば必ず婦人科医に相談し、重篤な疾患の有無を確認しましょう。

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