自然由来ホルモン補充療法の副作用と対策
更年期障害の緩和を目的に、自然由来のバイオ同等ホルモン補充療法(自然ホルモン補充)が処方されることがあります。合成ホルモンと比べて副作用は軽減される傾向がありますが、完全にリスクがないわけではありません。以下に主な副作用と対処法をまとめました。
乳房の腫れ・圧痛
自然ホルモン補充中に乳房が一時的に腫れたり、痛みを感じることがあります。ホルモン用量を減らす、ビタミンB6を十分に摂取することで緩和できる場合があります。
依存症
体が補充されたホルモン濃度に慣れてしまうため、薬を中止しようとすると依存症状が現れることがあります。これは合成ホルモンでも同様です。
うつ症状
自然プロゲステロンが原因で抑うつ感が出ることがあります。プロゲステロンの量を減らすか、投与期間を長く分散させると改善が期待できます。
頭痛
エストロゲンが過剰になると頭痛が起こりやすくなります。エストロゲンの投与量を調整することで予防できます。
静脈瘤
エストロゲン過剰は静脈壁を弱くし、静脈瘤のリスクを高めます。エストロゲン量を減らすことで症状の進行を抑えることが可能です。
安全性に関する注意点(FDA)
市場にはFDA未承認のバイオ同等ホルモン製品が多数流通しています。そのため、製品の安全性や副作用は不明確です。信頼できる医療機関で処方された製品を使用することが重要です。
