閉経期の乳首の痛みと対策

なぜ起こるのか

更年期におけるエストロゲンとプロゲステロンの変動が主な原因です。エストロゲンは乳腺組織の増大を促し、痛みを引き起こします。プロゲステロンは体内の水分保持を高め、乳房や乳首が膨張して圧迫感や痛みが生じます。

症状の特徴

更年期の女性が経験しやすい乳首の症状は、圧痛、ひび割れ、赤み、分泌物などです。これらはホルモンバランスの乱れによるものですが、真菌や細菌感染、乳輪の皮脂腺分泌不全が原因になることもあります。

注意すべきサイン

乳がんは早期発見が重要です。以下の症状がある場合は速やかに医師の診察を受けてください。

  • 強い圧痛が続く
  • 分泌物が透明で粘り気がある、または暗色・血性・自発的に出る
  • 乳首が内向きになる、方向が変わる、凹む
  • 乳房や腋下にしこりや腫れがある

見逃してはいけないポイント

乳首や乳房の赤み、鱗屑、しこり、持続的な腫れは要注意です。月経周期が終わっても改善しない場合や、皮膚にへこみ・くぼみが見られる場合は、早急に受診してください。

閉経期症候群(クライマクティック症候群)

乳首や乳房の痛みは、頭痛、不規則な月経、気分変動、ホットフラッシュ、体重増加、膨満感、睡眠障害などを伴う閉経期症候群の一部です。ホルモンの変動と卵巣機能低下が原因です。症状に不安がある場合は、遠慮せずに医師に相談しましょう。

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