閉経期におすすめのプロゲステロンクリーム
閉経が近づくと、女性は体内のホルモン産生が減少するため、さまざまな身体的症状が現れます。『The Hormone Survival Guide for Perimenopause』の著者、ニシャ・ジャクソン博士によると、閉経期の女性に最も多いホルモン欠乏はプロゲステロン欠乏です。プロゲステロンはクリームやジェルの形で調剤でき、医師の指示に従って薬局でカスタムブレンドするか、市販の自然由来プロゲステロンクリームを選ぶことができます。
使用タイミング
- プロゲステロンクリームの使用方法は主に2つあります。1つ目は、月経周期の14日目に皮膚に塗布し、以降14日間毎日使用する方法です。2つ目は、生理がある日を除く毎日使用する方法です。症状が軽い場合は、1つ目の方法で2〜3日だけ使用することも可能です。
- 強いホットフラッシュや夜間の発汗、心拍の乱れがある場合は、2つ目の長期使用が推奨されます。また、子宮摘出手術(子宮全摘)を受けた女性も長期使用が有益です。
塗布方法
- ジャクソン博士は、1回あたり20〜60mgのプロゲステロンクリームを1日2回、最大14日間使用することを勧めています。ホルモンは皮膚吸収で体内に入るため、血管が皮膚表面に近い部位が最適です。具体的には、内側の腕、顔、首、太ももの内側などが挙げられます。
- 市販の自然由来クリームは処方薬ほど強くないため、必要に応じて使用量を増やすことがあります。
症状の改善
- プロゲステロンを使用し始めると、気分が落ち着き、ムードスイングやうつ症状が軽減されることがあります。血糖値が安定し、食欲の衝動が減少することも報告されています。また、膨満感やむくみが軽くなり、睡眠の質が向上することがあります。ただし、過剰に使用すると眠気が強くなることがあります。
- 稀に、生理間の点状出血や閉経症状の一時的な悪化が見られることがあります。これらの副作用が気になる場合は、必ず医師に相談してください。
