スポッティング(少量出血)と腹痛の原因と対策
スポッティングとは
スポッティングは、軽い出血が起こる状態を指します。月経の前後や、経口避妊薬の副作用として見られることが多いですが、ホルモンバランスの変動が原因となることもあります。出血は通常、通常の月経よりも少量で、赤やピンク、茶色の色合いです。
月経前症候群(PMS)
月経が始まる約5〜11日前に現れる症状群を月経前症候群(PMS)と呼びます。頭痛、腹痛、膨満感、情緒不安定、便秘や下痢、体重増加、月経痛などが典型的です。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などホルモン異常があると、PMSと同時にスポッティングが起こりやすくなります。
排卵期のスポッティングと腹痛
排卵時に卵胞が破裂すると、少量の血液が混じった出血が起こります。これを「排卵スポッティング」と呼び、茶色やピンク色を呈します。また、卵胞破裂に伴う刺激で軽い腹痛(ミッドスパズム)を感じることがありますが、いずれも正常な生理現象です。
妊娠初期の出血と腹痛
受精卵が子宮内膜に着床する際、微量の出血が起こります。これを「着床出血」または「着床スポッティング」と呼び、ピンクや茶色、赤色の少量出血として現れます。子宮が拡大する過程で軽い腹痛を伴うこともありますが、通常は問題ありません。
子宮内膜症
子宮内膜症は、子宮内膜組織が子宮外に増殖する疾患です。増殖した組織は月経周期に合わせて増厚・出血し、強い腹痛や不規則な出血、スポッティングを引き起こします。症状が重い場合は専門医の診断と治療が必要です。
スポッティングや腹痛が続く場合は、医師の受診をおすすめします。
