閉経前後期における月経出血の特徴と対策
不規則で変動する月経
閉経前後期(ペリメノポーズ)では、エストロゲンとプロゲステロンの分泌が不安定になるため、月経周期が乱れやすくなります。排卵も不規則になり、月経間隔が短くなったり長くなったり、出血量が多い日もあれば少ない日もあります。
医師に相談すべきサイン
月経の不規則は一般的ですが、以下の症状がある場合は受診が必要です。
- 月経間の出血がある
- 出血が8日以上続く
- 月経間隔が3週間未満で頻繁に来る
- 極端に大量の出血がある
過多月経(メノラジア)
月経中に使用する生理用品が16枚以上になる場合、過多月経と診断されます。閉経前後期はエストロゲンが高く、プロゲステロンが低くなることが多く、子宮内膜が厚くなるため出血が多くなります。排卵が止まるか不規則になると、子宮内膜が蓄積し、さらに大量出血を引き起こすことがあります。
予防・対策
過多月経が続く場合、以下の方法が推奨されます。
- イブプロフェン(抗プロスタグランジン)100 mgを起きている間、4〜6時間ごとに服用し、出血と月経痛を抑える。
- 塩分と水分を多めに摂取し、脱水や低血圧を防ぐ。
- めまいがある場合は塩分の多い食事やトマトジュース、塩分スープで血液量を補う。
- 鉄分サプリを併用し、貧血予防に努める。
代替療法
エストロゲン過剰による出血を抑えるためのハーブ・サプリとして、以下が報告されています。
- 当帰(トウキ)…エストロゲン合成抑制作用。
- 砕いた亜麻仁(フラックスシード)…エストロゲンを中和。
- オートブラン…過剰エストロゲンを吸着。
上記を組み合わせて摂取すると、エストロゲン優位の影響が緩和され、出血が減少するとされています。
