茶色い膣分泌物や月経間の茶色い点血は、しばしば軽度の症状として現れますが、場合によっては早急な診察が必要です。症状を正確に把握し、医師に相談することで原因を特定し、適切な対処が可能になります。
子宮内膜症(エンドメトリオーシス)
子宮内膜組織が子宮外に増殖すると、血液が体外へ排出されずに組織内に溜まります。古くなった血液は茶色に変色し、茶色い点血として排出されます。腹腔内のどこにでも異所性組織が付着し、炎症を起こすことがあります。
卵巣嚢胞
卵巣にできた嚢胞は多くの場合無症状ですが、破裂や出血を伴うことがあります。嚢胞内の血液が古くなると茶色く変わり、点血として現れます。ほとんどの嚢胞は数週間で自然に解消しますが、痛みや大量出血がある場合は医師の診察が必要です。
アッシャー症候群(子宮癒着症)
子宮内膜が癒着してしまうと、月経が不規則になったり、完全に止まったりします。その結果、古い血液が体内に残り、後に茶色い点血として排出されることがあります。多くは子宮掻爬(D&C)手術後に起こります。
妊娠初期
妊娠が進むと子宮が拡大し、以前の月経血が残っていることがあります。これが茶色い点血として現れることは、妊娠初期に比較的よく見られる現象です。ただし、出血が止まらない、赤くなる、量が多い場合はすぐに産科医に相談してください。
