テラコナゾールの副作用と注意点
膣カンジダ症は、膣内に常在する酵母菌が増殖し、外陰部や膣の皮膚を刺激して起こります。米国保健福祉省の調査によると、女性の約75%が生涯に一度はカンジダ症を経験するとされています。カンジダ症は通常深刻ではなく、テラコナゾールを含む膣用坐薬やクリームで簡単に治療できますが、薬剤には副作用や合併症のリスクがあります。
一般的な副作用
- 使用者の約21〜30%が頭痛を訴え、最も頻繁発する副作用です。
- 性器部位の痛みも5%以上の患者で見られます。
- 全身の倦怠感や月経痛も報告されています。
その他の副作用
- 外陰部のかゆみが増強することがあります。特にカンジダ症自体のかゆみと重なると、強い不快感を伴います。
- インフルエンザ様症状(発熱、寒気、腹部痙攣)もまれに現れます。
性機能への影響
- 稀に、テラコナゾールを使用中の女性と性交渉を行った男性が性器に灼熱感を感じることがあります。そのため、パートナーへの感染拡大防止として、治療期間中はコンドームの使用を推奨します。
- ゴム製の子宮頸帽やダイヤフラムを使用している場合、薬剤の成分がデバイスを劣化させる恐れがあるため、代替の避妊法について医師に相談してください。
アレルギー反応
- まれに重篤なアレルギー反応が起こります。初期症状は口周辺や唇のじんま疹、かゆみです。
- 放置すると唇や喉の腫れ、呼吸困難へ進行する可能性があるため、これらの症状が現れたら直ちに救急医療を受けてください。
使用上の注意
- テラコナゾールは胎児の低体重や先天性欠損のリスクがあるため、妊娠中の使用は避けます。
- 授乳中の使用も推奨されません。
- 小児への使用は承認されていません。
- 過去に酵母クリームでアレルギー反応を起こしたことがある場合は使用しないでください。
- 症状が3日以内に改善しない、または悪化した場合は速やかに医師に相談してください。
