47歳で迎える閉経
閉経は女性の人生の自然な過程です。12か月連続で月経がなくなると閉経と定義されます。米国では閉経の平均年齢は51歳で、正常範囲は47歳から53歳です。40歳未満で閉経に至る場合は早発閉経と呼ばれます。
症状
閉経前の過渡期を「閉経前期(ペリメノパウス)」と呼び、平均で約4年間続きます。この期間はホルモンバランスが変動し、排卵が不規則になり月経周期が乱れます。47歳で閉経前期に入る女性は、月経が軽くなり、間隔が長くなることがあります。また、夜間の発汗、ほてり、皮膚の乾燥、気分の変動なども見られます。
骨粗鬆症
骨が弱くなりやすくなる骨粗鬆症は、閉経に伴いリスクが高まります。特に40代以降の女性は、カルシウムやビタミンDの摂取、適切な運動を医師と相談し、骨を強く保つ対策が重要です。
全身性エリテマトーデス(狼瘡)
Arthritis Foundationの研究によると、47歳以前に自然閉経を迎えた女性は、53歳以上で閉経した女性に比べ、狼瘡を発症するリスクが約2倍高いことが示されています。
うつ病
産科・婦人科疫学センターの調査では、40歳未満で早期閉経した女性は、自然閉経を47歳以降に迎えた女性に比べ、うつ病の罹患率が高いことが報告されています。
心血管疾患
ノルウェーの研究は、47歳以降に閉経した女性は、早期に閉経した女性に比べ心血管系の死亡リスクが約60%低減する可能性があると結論付けています。
