プレマリン(ホルモン補充療法)の副作用とリスク
プレマリンは、ワイス製薬が製造する合成エストロゲン製剤で、閉経に伴うホットフラッシュや夜間発汗、睡眠障害、膣の乾燥を緩和し、骨粗鬆症の予防にも効果があります。しかし、使用にあたってはさまざまな副作用が報告されています。
臨床試験で報告された副作用
- 頭痛:最大32%の女性で発生。
- 腹痛、背部痛、関節痛、膣出血、偶発的外傷、乳房痛:10〜18%の女性で報告。
- 神経過敏、脚の痙攣、筋肉痛、倦怠感、膨満感、白い膣分泌物、酵母感染症やその他の膣炎:5〜10%。
- 嘔吐、吐き気、膨満感、膵炎、結腸炎、胆嚢疾患などはまれに見られます。
がんリスク
ホルモン補充療法は子宮体がん、卵巣がん、乳がんのリスク増加と関連付けられていますが、リスクは高くありません。例えば、5年間の使用で卵巣がんの発生率は10,000人あたり30例で、未使用群は26例です。
体液貯留
プレマリンは体液貯留を引き起こし、体重増加につながることがあります。特に喘息、てんかん、心疾患、腎疾患を持つ女性は注意が必要です。
心血管系副作用
稀に血栓、心筋梗塞、脳卒中、肺塞栓、血圧上昇などの心血管系合併症が報告されています。これは他のエストロゲン製剤(経口避妊薬など)と同様のリスクです。
婦人科系影響
最も一般的な症状は膣出血や分泌物の増加です。突破性出血や斑点状出血、月経過多・痙攣性月経も起こり得ます。膣炎、酵母感染症、分泌物の変化も報告されています。
副作用の出現は個人差が大きく、症状が続く場合は医師に相談してください。
