更年期前期の月経変化
更年期前期(ペリメノポーズ)は閉経に向かう期間です。この期間は数か月から数年続くことがあります。この時期には月経周期に変化が現れることがあります。
ホルモンバランスの乱れ
月経が以前より多く出たり少なくなったり、周期が飛んだり、点状出血(スポッティング)が見られます。また、月経前症候群(PMS)が強くなり、腹痛や乳房の張りが増すことがあります。これはエストロゲンやプロゲステロンの分泌が不規則になり、相互に調整しにくくなるためです。
エストロゲンとプロゲステロン
更年期前期では排卵が起こらないことがあり、その結果プロゲステロンが十分に産生されません。プロゲステロンは子宮内膜を妊娠に備えて整える役割と、エストロゲンによる過剰な増殖を抑える働きがあります。プロゲステロンが不足すると、子宮内膜が薄くなり、月経が極端に軽くなるか、全く来なくなることがあります。
月経が止まる
閉経はエストロゲン濃度が急激に低下し、月経周期の前半で子宮内膜が形成されなくなることで起こります。その結果、出血がなくなります。
周期の不規則性
更年期の間、月経周期は予測しにくくなります。すべての女性が同じ経験をするわけではありませんが、周期が長くなったり短くなったりすることがあります。常に生理用ナプキンやタンポンを持ち歩くと安心です。
更年期の期間と定義
More.comによると、ペリメノポーズは6〜10年続くことがあり、実際の閉経は最後の月経から1年(365日)経過した時点で正式に診断されます。
医師に相談すべきタイミング
月経不順はペリメノポーズの一部ですが、以下の症状がある場合は医師の受診をおすすめします。
- 月経間の点状出血や性交後の出血がある
- 月経周期が3週間以上空く
- 出血が通常より長く続く、または大量に出る
