PMSとPMDDの違いと伝え方ガイド

はじめに

月経前症候群(PMS)と月経前不快気分障害(PMDD)は、症状が重なる部分もありますが、実際には別個の疾患です。PMDDはPMSの重症型と位置付けられます。以下では、両者の特徴と見分け方、医師への相談ポイントを解説します。

ステップ別解説

  1. 1. PMSの典型的な症状を把握する

    気分面ではイライラや不安、ムラっとした感情の変動が見られます。身体面では腹痛、膨満感、乳房の張り、頭痛、関節痛、倦怠感、食欲増進、睡眠障害などが一般的です。

  2. 2. PMDDの症状を学ぶ

    抑うつ気分、絶望感や強い不安、集中力の低下、圧倒感が主な症状です。PMSよりもはるかに強い悲しみ、怒り、イライラが現れ、日常生活や人間関係に深刻な支障をきたします。

  3. 3. 両者の違いを明確にする

    症状が重なる部分はありますが、PMDDは情緒症状が極めて強く、生活全般に大きな影響を与えます。PMDDは診断基準として、情緒症状がPMSよりも顕著であることが求められます。

  4. 4. 身体症状も併存することを忘れない

    PMDDの方でも、PMSと同様の身体的症状(腹痛や膨満感など)を経験することがあります。

  5. 5. 症状の出現タイミングは同じ

    どちらも月経前の数日間に症状が現れます。ただし、PMDDと診断するには、同様の症状が少なくとも2回連続した月経サイクルで認められる必要があります。

  6. 6. 症状を記録し、医師に相談する

    自分の症状を日誌にまとめ、PMSかPMDDか迷ったら必ず医師に相談してください。正確な診断は専門家のみが行えます。

女性の健康 - 関連記事